マジ争論
#ショップに行こう
一昨日、毎年恒例のカスタムプロデュースの16-17シーズンSALES CLINICに行ってきました。
カスタムプロデュースとは、皆さんも周知のブランドCAPITA,UNION,DEELUXEなどを取り扱う日本の正規輸入元。
このクリニックでは16-17シーズンのそれぞれのブランドについての販売に役立つお勉強会っていう位置づけで、オイラは実に20~21回目くらいの参加です。
今年のクリニックは今までのものとは一味違った雰囲気の映画館(マウント・レーニアホール)での開催で、カスタムプロデュースが掲げるテーマ【ショップに行こう】
というテーマのもとにスタートしました。
クリニックは各ブランドの商品説明に加えて、CAPITA MOTHER SHIP工場の紹介や、USにおけるショップ事情や各ライダーの生の話なども交え、最後はDEELUXEの成型講習という流れです。
ここで商品の説明を伝えても意味は薄いので、今日はこのカスタムプロデュースが掲げた【ショップに行こう】というテーマに関して自分なりの解釈をお話ししたいと思います。
【#ショップに行こう】
言葉で見ると、まぁストレートでベタです、ホント。
USでは以前より同じ意味でSUPPORT YOUR LOCAL SHOPという言葉がもう標語のように浸透していますが、日本語で【ショップに行こう】、ステッカーでも【LET'S GO TO THE SHOP】という、どストレートで誰にでもわかるメッセージ・テーマです。
この誰にでもわかりやすい文字列。ですがこの意味に込められた本質は実に実に深いという事を伝えたいんです。
これだけ一般ユーザーに対しても影響力の大きいブランドを扱うメーカーが満を持して掲げたテーマに胸を躍らせてショップに足を運んだユーザーがそのショップで期待を裏切られたら。。少なくともそのユーザーはショップには行かなくなると思うんです。
期待を裏切られなくとも、何か一つ、何か一言でもいいから【あぁ!ショップに行ってみて良かった!】を持って帰ってくれたら、そのユーザーは再びショップに足を運んでくれるのではないでしょうか?
ですが、オイラが感じる現在の状況からしてみれば、ユーザーさんに対して【あぁ!ショップに行ってみて良かった!】を与えることのできるショップ、スタッフはまだまだ一握りです。
商品の知識だけではなく、いかに幅広くディープなライフスタイルを送っているか?いかにスノーボードの歴史の中から正しい伝達ができるか?いかにPLAYすることを惜しまないか?いかに目の前のユーザーのその先のスノーボードライフにまで付き添う覚悟があるか?
要するにどれだけスノーボードが好きか?に集約されるわけです。
好きであれば、商品の知識はすんなりと浸み込むように頭に入るし、好きならば当然滑る時間が増えるし、リアルな情報・フィーリングが伝えられるし、好きなら自分のボードを選ぶようにユーザーに寄り添ってボード選びを手伝うし。
カタログ丸暗記の接客なんて求められていないし、そんなスタッフならむしろカタログぶら下げた、自販機置いとけばいいわけで。
やっていなければわからないこと、やっているからこその目線での伝え方。
上手いとか下手ではない肌で感じた部分での伝え方。
今まさに一緒になって雪の上にいるような臨場感。
#ショップに行こうとは違った意味ではVSインターネットという事も言えます。
インターネットの発達は手でアイテムを触る感触・楽しみをマウスをクリックする感触へと変えました。
買ったものをレジで受け取りワクワク家に持ち帰ってる楽しみを、配送業者が玄関まで届けてくれる便利さに変えました。
それは時代の流れ、産業の発達と片付けてしまえばそこまでですが、インターネットで買い物をすることが拡大した理由の一つは、ややもすると、
手で触る感触に付随する楽しさや喜び、商品をユーザーへ手渡す喜び・その商品とともに感動・期待を与えていなかったからとも言えますね。
その影響の先が、物を価格でしか判断できなくなったユーザーを生み出したのかもしれません。
物にはストーリーがあって、語り掛けるものがある。
それを数多くの中から選び出せた感動とこれからその物と過ごす時間への期待、出会い・仲間・経験・・・etc。
価格に表示されない部分の付加価値を表現しきれていなかったのかもしれません。
#ショップに行こう
とはショップにとっては極論【もっと本気度を上げろ!】という叱咤激励と問題提起をしているとオイラは思いました。
一日や二日で構築できるようなことではないことも。月日をかけて再構築していくべきですね。
※ちなみにオイラはそこはやり続けているつもりですが、判断するのはユーザーさんです。(笑
は、一般ユーザーにいったいどんなメッセージを送っているのでしょうか?
ショップにはいろんな価値観やいろんな想いを持っているユーザーが足を運んできます。
正直を言ってしまえば、すべてのユーザーさんが良いユーザーとは言えません。
スノーボーダー・スケーターである前に人としてどうなの?って思ってしまうユーザーだって来ます。
その部分を是正しようなんてこれっぽっちも思いません。
なぜならもしかしたら過去に行ったショップの対応に不満があったのかもしれないし、虫の居所が悪かっただけなのかもしれません。
一喜一憂することよりもまずはショップがいつ来ても変わらないポリシーをもっていることが先決だと思うので。
すべての業界で言えることですが、その業界を支えているのはメーカー・ショップではなく一般のユーザーです。
もっと言ってしまえば、その業界の行く末を左右するのは一般ユーザーです。
#ショップに行こう、というテーマを見てその意味を感じた事があるユーザーさんへのメッセージは、ここが本質だと思います。
このムーブメントをユーザーさんが一緒になって広めてほしいということが込められていると思います。
メーカーやショップがこのテーマを詠い続けるよりも一般ユーザーさんが共感して発信・伝達してくれることがすごいエネルギーに変わると思います。
パワーを貸してほしいですね!
ショップの入り口のウィンドウにこのステッカー貼りました。
このステッカーとともにこのムーブメントが拡散がされればと思います。
この#ショップに行こうというテーマが広まって、それがスタンダードに戻った時。
きっとユーザーにとってもショップにとってもメーカーにとってもリゾートにとっても全てにとってWIN WINとなりワクワクすることやドキドキすることがたくさん増え、もっと素敵な業界に発展するんじゃないかと思います。
生き方やビジョンが明確な奴らと交わすビールは最高でしたよ。
ポジティブな話しか出てこない!
ショップでもいつもそんなポジティブな空気感に包まれていたいですね。
これを読んでくれた皆さん、よかったらお近くのショップへ立ち寄って、スタッフと話してみてください!
そしかしたらいつもと違った世界が広がるかもしれません。
久々のblogです!
約3か月ぶりにブログを書きます。
最近はFACEBOOK,INSTAGRAMなどのSNSやLINEなどの連絡手段が当たり前になっている中で、
ちょっと自分なりに試したい事・チャレンジしてみたいことがあったので敢えてブログに触れませんでした。
楽しみにしていた方もいたと思いますので申し訳ございません!
この3か月というよりこの半年間は自分の中で【リアリティ・REALITY】を一番大切にしようと思って現実社会での接点を重要視しました。
だからもちろん冬のシーズンは山に出向いていたし、春になってからもクエスト行ったりキャンプしたり、もちろん店頭でのみなさんとの接点・時間を最優先に。
ちょこちょこFACEBOOKやINSTAGRAMではポストしているので端的には行動がわかっていた方も多いと思います。
でもそれ以上に毎日毎日ドラマはありました。
ですが、やはりSNSやLINEなどの手段ではタイミングが合わなければタイムラインから消え、奥まったところに情報やニュースが埋もれてしまったり、また深く言葉を選んで伝達することの難しささえ感じました。
もちろんリアリティが最も大事で、同時にリアルタイムでのSNSへのポストもそこそこ大事。そしてこうしてのんびり綴ってのblogも大事なんだなと思いました。
そうした実験結果は・・・全部大事ってことですねwww
要は伝えたいことの伝え方をどの手段を使って伝えるか?
という【使い方】が大事なのかもしれないです。
オイラと同じように感じていた方もおそらくいると思います。
なんとなく気づいていたものの、整理整頓ができていなかったんですね。
リアルにお店やイベントで同じ時間を共有している方にはある意味、言葉を羅列することなく空気で伝えることができているんですが、なかなか遠方の方や、なかなか会うことができない方にはやはり、こういったblogで行間の意味まで読み取ってもらいながら伝える事が大事なんだなぁとも感じています。
ライトにスピーディに要約した伝え方はSNSが便利なのかもしれませんね。
もうオッサンなのでこの違いが判るまで時間を要しましたが、自分の肌で感じないと解決できない世代でもあるのである意味進歩を遂げました!
紙媒体・インターネットメディアにも同じようなことが言えるかもしれません。
どの方法を使ってどんな情報・ニュースを伝えるか?
あまりにも情報が溢れかえっていて、しかも拡散しやすく、すぐにその情報も忘れられてしまうというSNSが主導権を握っている中で今後【伝え方・使い方】という方法を選択しながらやっていきたいと思います。
個人的な見解ではぶっちゃけ、ライトな伝達にはそろそろ飽き始めてきています。
便利でライトなつながりが続いたこの数年から、またリアルでFACE TO FACEが見直されてくるような気がします。
みなさんはいかがお考えでしょうか?
NIKEのスノーボード撤退に関して
すでにSNSなどでご存知の方もいるかと思いますが、今シーズン限りでNIKEのスノーボードカテゴリーが終了することとなりました。
日本での発売開始が10/11シーズンからで今シーズンで5シーズン目を迎えたところです。
みなさんはこの件に関してどう感じたでしょうか?
様々な印象や思いがあることだと思いますが、SNS上では
・スノーボード愛が全く感じられない
・かき回すだけかき回しやがって
などDMKのサイトを見るとそんな感じで書かれています。
的な批判的な意見が目立ちます。わざわざこんな上の画像まで作って。
もちろんそれは意見として自由なんですが、私にはとっても違和感があります。
DOPEでは日本での発売開始から正規ディーラーとしてNIKE SNOWBOARDINGから現在のNIKE SBに至るまで、
5年に渡ってNIKEを販売させていただきましたが、スノーボードのブーツやウェアにホントに新鮮味がない10/11シーズン当時に衝撃を受けたし、
カッコイイし、ついにあのNIKEが再びスノーボード業界へ参入したことに【またスノーボード業界が盛り上がるな!】って感じました。
NIKEを求めるユーザーさんは全国各地から電話やご来店があり、一足一足を手渡すことがホントに嬉しかったし、ユーザーさんもそれまでに
飽き飽きしていたプロダクトから新しい期待感を持ってNIKEに足を通していただいていました。
実際にNIKEの参入で取り扱いディーラーは新しい風が吹いたし、たくさんの新たなユーザーさんと出会いました。
プロダクトだけではなく、定期的に配信される映像にもワクワクしながら見入っていました。
会社規模の大小にかかわらず、今までさまざまなブランドが立ち上がりイベントも立ち上がりました。
・TOYOTA BIG AIR
・NISSAN X-TRAIL JAM
・たくさんのスノーボードブランド
・たくさんのディーラー(SHOP)
そのたたくさん。
これらが撤退するときに果たして、このような同じ印象の記事って出たでしょうか?
引っ掻き回された印象があるでしょうか?
NIKEが世界的にもBIGカンパニーだからこそ、こういった書かれ方をしているだけではないかと思います。
NIKEだってTOYOTAだってNISSANだって、自社の本業のマーケティングの一環での参入って理解しています。
確かにNIKEの場合はスポーツカンパニーであり、直接的にアイテムで参入したからまた違った印象に受けることができちゃうかもしれませんが、
それならサーフブランドのウェアや、スケートシューズから参入したブーツブランドはどうだったでしょう?
アウトドアブランドのスノーウェアは?
単なる大企業に対する妬みではないでしょうか?
ブランド名は挙げていないけれど、おそらくADIDASのこと指しているんでしょうが、【中途半端なことはしないように願う】
って、いったい何年続ければ中途半端じゃなくて、何年で撤退したら中途半端なんでしょう?
ブランドのイメージをあげるべく命かけてがんばっているライダーだっているわけ。
そもそもDMKに例を挙げると、スノーボード業界の情報サイト。
こういった島国根性の鎖国的な書き方は低俗なゴシップ誌と変わらないし、情報サイトであれば
もっと前向きであり中立であるレポートをしてほしいですね。
この業界を盛り上げるように情報を発信しているのであれば。
いかにも業界のご意見番的な視点からの記事は正直、今までNIKEを使ったユーザーをがっかりさせるし、NIKEの販売に携わるディーラーやスタッフに大打撃ですよ。何にもいいことなんてない。
新しいブランドやスノーボード界以外からの参入はある程度起こらなければ、活性化しないし、イノベーションも起こらないと思う。
まぁ、ここで反論記事書いたところですでに決まったことは決まったことですが、
DOPEでは今シーズンもこの、かっこ良くて、機能性にも優れているホンモノのプロダクトNIKEをしっかりと展開します!
そのプロダクトを納得して満足して使ってくれるユーザーが使えばいいだけのことです。
明日はOASIS CUP
明日はOASIS CUPが開催されます。
勇大もそのフライヤーに当時してます^o^
頻繁にI'LL RAMPへ普段から来てくれるユーザーも明日出場するキッズが数名。
独特の雰囲気の中でのチャレンジ。ぜひ普段通りの力が出せるばいいと応援しています!
大会後にはとかく、結果というものが伴うわけですが、参加するキッズ、そして親御さん、周囲の人間達もその順位が全てではないということを。オイラ的にはその結果が出るまでに至る【過程】が最も評価されることだと信じています。それまで積み上げてきた事を点と点で結び、線へと繋げる。時には嘆き、苦しみ、笑い、叫ぶ。それらすべての要素から作り上げられた長い時間からの1日。明日は1分。
順位よりも結果よりも、その目標に向かいはじめた時点からきっと今迄よりも何倍ものスピードで進化しているはずです。結果は一瞬の運で左右もされますが、過程はこれからの長い年月において、己の血となり肉となり続けることだと思います。
最大限のパフォーマンスを!
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